小噺 空島を語り尽くす〜コミックス26巻〜27巻
残暑厳しいこの季節だったんですよ この記事書き始めた時は。最近やっと過ごしやすくなったかなとか思ってたらあっという間に肌寒い季節ですね。 皆さまいかがお過ごしでしょうか? 皆様 へそ!ワンピース大好きちゃむでございます。
前回空島の魅力を伝えたい記事(空島と言う名のを借りたジャヤ編)を書いてからずいぶんと日が開いてしまいましたが、ようやくこの記事を書こうと思った次第でございます。そして皆様に謝らなければならないことがあるんです。前回の記事のジャヤ編を彩る魅力的なキャラクターのところで フェイントのおじさんとルフィの懸賞金が1億だと教えてくれるおじさんを紹介するのを不覚にも忘れておりました。申し訳ない。
ここで紹介しときます。
フェイントのおじさん(画像右)
1億だと教えてくれたおじさん
まだ前回の記事を読んでいない方はこちらからどうぞ。
はじめに
皆様、エピソードオブ空島 ご覧になったでしょうか? 僕?もちろん見ましたとも。まずはその感想からいきましょうか。いや〜何といいましょうか、映像がとってもキレイになってましたね! 終わり。(おいっ!)
いや、あのね?僕は前回みなさんにONE PIECEの空島がどんなに面白いかを伝えるべく(伝わってるかは知らん)長々と空島(ジャヤ)についての記事を書いたわけですよ。なのに!エピソードオブ空島ではジャヤについてはほぼ皆無! マシラとショウジョウは台詞が無く、処刑人ロシオさんもいなければフェイントのおじさんもルフィの懸賞金が1億になったことを教えてくれたおじさんもベラミーの一味も黒ひげ海賊団も存在が消されていました。
そもそも前回の記事が何故あんなにまどろっこしい文章になったかと言いますと、ONE PIECEを読んだことないって人にも興味を持って欲しいという背景があるわけですよ。
「え、ONE PIECEを読んだことがない人がいるの? あの、国民的、大人気漫画 ONE PIECEをご存知でない!? そんな人がまだこの世界にいたなんて、、」って方々のために補足を。
ONE PIECEならみんなが知っているしネタも通じる。そう思っていた時期が僕にもありました。でも現実は違ったんですね〜。意外とONE PIECEを既刊全巻全て読んでいて内容もしっかり頭に入っている人というのは少数派のようなんですよ。
「僕は、私はそんなことないぞ!」というONE PIECEファンのあなたならわかるはず!
「この度の空島でも大活躍のエネルさん。
そのエネルの故郷と言えば?」
そう!答えは「ビルカ」です。
しかし現実問題この質問に即答出来る人はとても少ないんです。この問いは僕がバイト先でONE PIECEが好きだと語った際に出された問題です。因みにその問題を出してきた子はONE PIECEに精通してはいません。ONE PIECEファンの友達の受け売りなのだそうです。即答出来たあなたは誇っていいらしいですよ。
まあ何が言いたいかというと、 このくらいONE PIECEを知ってる人ってそんなにいないということです。
何はともあれ今回僕は空島を語りつくすと誓ったんだ。ONE PIECEの中でも個人的に大好きな空島編を語ると。
というわけで8月25日に放送されたエピソードオブ空島を見た感想を交えつつ原作との差異や原作の魅力を書いていきます。原作知らないという方も原作読んでる方もお付き合いいただければと。
- 空島への行き方
前回の記事では放送前ということもあり極力ネタバレっぽいもの避けてきましたが今回はガンガンいきます。
空島への行き方は大きく分けて2通り。1つはルフィたちの選んだ “突き上げる海流(ノックアップストリーム)”に乗っていく方法。もう1つはハイウエスト頂きから登る方法。
そしてルフィたちの選んだ方法は全員が空島へたどり着くか全滅するかの賭け。
第238話 天国の門 より
ルフィたちは空島がある保証がないにもかかわらずバケモノ海流に突っ込んだわけですよ。
ただの自然現象ではなく災害ですからね。船員の命を預かる船長の決断としてはなかなか出来ることじゃないですよ。普通は。まあ一味全員で反対しても無駄だと思えないけど。一味の半分くらいは好戦的ですし面白がってるし。
ここで疑問に思って欲しいわけです。前回の記事でも出てきた記録指針(ログポース)は島の磁気を辿るもの。しかし今回向かう先は島ではなく海なわけですよ。どうやって行けと?ってなりますよね。そこで前回サラッと流してしまった鳥の出番というわけです。
第230話 サウスバードを追え!! より
こいつが鍵になるわけですよ。
こいつがサウスバードです。変な鳥です。鳴き声も変です。そして常に南を向いてないと落ち着かない鳥です。つまり異常な偉大なる航路(グランドライン)において正確なコンパスになるわけですよ。こいつを探しに森へ入りゾロが無駄に動物を討ち取ったり、サンジが虫がダメだったり、ルフィとチョッパーは蜂に襲われたりするわけです。その間、クリケットさんたちがメリー号を突き上げる海流(ノックアップストリーム)に耐えうる強度に補修してくれてたわけなんですが、、、、。
ベラミー達が金塊を狙ってクリケットさんたちを襲ってしまうんですねー。これに怒ったルフィがベラミーにパンチの撃ち方を教えてに行くわけです。ベラミーにパンチの撃ち方を教えて戻ってくるまでのリミットは3時間。このリミットは突き上げる海流(ノックアップストリーム)が起こる予想時刻までの時間。ルフィがヘラクレスを捕まえていたためギリギリになってしまいましたが無事間に合いました。
ハイ。こうして一味は空へ向かったわけですねー。
そんなこんなで船ごと打ち上げられてやってきました。上空7000メートルの白海。空の上に海がある。ロマンですね。しかし目指すべき空島はさらに上。ここでゲリラに襲われます。そこで助けてならたのがこの人。
第237話 上空にて より
空の騎士ことガンフォールさんです。この人については後ほど。
白海からさらに上の白々海へ向かうため一味は天国の門へ。そこで天国の門監視官アマゾンさんに出会います。上層に行くには入国料がいるらしいです。払わなくてもいいらしいけど。
まあ 払わなくていいって言われたら払わないですよねー。こうして一味は不法入国者となってしまうわけです。ONE PIECEって島に着くと必ずトラブルに巻き込まれたりするんで読者はもう慣れたもんですよ。
- 神の国 スカイピア〜エンジェルビーチ〜
ついに!やってきました。空島へ。長かった〜。
第239話 エンジェルビーチ より
先日のスペシャルアニメでは物の見事にカットされまくっちゃってますが空島へ行くまでは端折ってもこのくらいいろんな事があったわけですよ。クリケットさんの件とか要らないと思ってる人いるでしょ? 僕も思ってました。この話も追々。
まず最初に着いたのはスカイピアのエンジェルビーチ。不思議な草木に白いビーチ。とっても不可思議。ロマンですね。このビーチで空島の住人 “コニス”に出会います。
スペシャルアニメでは完全にそのシーンの解説役というDRAGON BALLのヤムチャポジションでしたが原作ではとっても大事なキャラです!“コナッシュ”の飲み方教えてくれるしね!そう空島の魅力の1つ“コナッシュ”。この“コナッシュ”見た目はカボチャっぽい果実なんですけどスーパー美味そうなんですよ。
そしてそしてこの方も忘れちゃあいけません。スペシャルアニメでその存在を消されてしまったコニスのお父さん。我らがパガヤさんです!!
この2人に空島について色々教えてもらうんですねー。ウェイバーの事とか。ちなみにウェイバーはルフィたちがガレオン船からサルベージした中に壊れたやつがありました。これを修理してくれたのはパガヤさん。
- 不思議な乗り物とダイアル・エネルギー
せっかくウェイバーの話が出てきたので詳しく触れていきますか。
第240話 ダイアル・エネルギー より
我らが麗しき航海士 ナミさんが乗っているこの乗り物こそが“ウェイバー”です。風向きも気にせず自在に走れる船だそうです。
第240話 パガヤの台詞
“ウェイバー”の船体は動力を充分に活かす為とても軽く作られているのです。小さな波にさえ舵を取られてしまうので波を予測できるくらい海を知っていなければならなくてすいません!!
訓練すれば10年程で誰でも乗れるようになるのだとか。そんな乗り物をナミは一発で乗りこなすわけでした。流石ナミさん!ところで気になるのはウェイバーの原動力。風もないのに自在に動くその原動力はダイアル・エネルギー。空島といえば外せないのがこのダイアル。簡単に言えば不思議な貝殻です。まあこいつがモーターの代わりになるわけです。もちろんダイアルにもたくさん種類がありますよ!ダイアルの殻頂(貝殻のてっぺん)を押す事でいろんなことができます。ウェイバーについているのは“風貝(ブレスダイアル)”貯めた風を自在に放出できる代物。空島の電気や火も全てダイアル・エネルギーです。
- 空島
ところで空島について気になりませんか?空に島が浮いているのかと。先のアニメではカットされましたが(もういい加減スペシャルアニメの話やめる?)これについても原作では説明があります。空島は全てが雲でできてます。島を形成している雲は2種類。島雲と海雲。雲を作り出す凝結核が違うらしいです。う〜ん よくわからん。まあ“海桜石”(海の成分の石)に含まれる成分の角質の粒子が火山によって空に運ばれた時にその密度で島雲と海雲に分かれるそうです。
いやー 僕も子供の頃よく遊びましたよ 角質の粒子。つまり不思議雲な訳ですよ。
- 神の住む土地
先ほどのエンジェルビーチから舞台はコニスの家へ。ナミはそのままウェイバーで遊ぶと言ってビーチに残ります。ナミの帰りを待つ間サンジとパガヤさんの空島料理を堪能。すると帰りの遅いナミを心配するコニス。なんでも
“スカイピア”には何があっても絶対に足を踏みいれてはならない場所
があるんだとか。それが神の住む土地“アッパーヤード”こんなのワクワクするに決まってるじゃないですかー! 絶対行くに決まってるじゃないですかー!
ちなみに“アッパーヤード”には地面があるんです。“突き上げる海流(ノックアップストリーム)”によって青海のものが空へやってくるのだそう。そして空に存在しない地面は空の住人にとってとても貴重なものなのです。
ナミさんはこの“アッパーヤード”を目にします。エネルと神官の恐ろしさも。
第241話 天の裁き より
- 空のお巡りさん“ホワイトベレー”
さあさあ怒涛の展開が始まりそうな予感!?
そしてルフィたちの元へやってきたのは空のお巡りさんことホワイトベレーの方々。スペシャルアニメではもれなく存在を消されておりました。けど原作にはこの人達にもちゃんとドラマがある!それを無視して空島は語れない!
第242話 第2級犯罪者 より
こいつらがまー うっとしいこと。何かにつけて罪だ罪だと騒ぐわけですよ。しかし救いの余地はあります。不法入国料を10倍支払えば罪は帳消しになると。1人100億E(エクストル)、7人で700億E。E(エクストル)とは空島の通貨です。ONE PIECEの世界(青海)でのお金の単位はB(ベリー)。1B=1万E。つまり700億Eは700万ベリー。B(ベリー)は円と同じだと思って大丈夫です。確か尾田っちがSBSでそう言ってたと思います。つまり700万円。10倍前でも入国だけで1人10万円。つまりナミの幸せパンチと同じ額ってことですよ。高けぇ!!
第242話 より
そらナミさんも思わずこんなことしますよ。
これによって“神”エネルの御名において“雲流し”の刑(死刑)に処されます。が、しかしそんなことに黙って従う麦わらの一味じゃありませんよ。当然ホワイトベレーと戦うことに。結果は圧勝。そして一味は不法入国の第11級犯罪者から第2級犯罪者に。ちなみにこの時の麦わらの一味の残金は5万ベリー。少ねぇ、、、。
すっかりお尋ね者になった一味はコニスたちに迷惑かけないために空島を発つことに。
ルフィ、サンジ、ウソップはさっきの空島料理を弁当にすると言って再びコニスの家へ。残りの一味は先に船へ戻って待機することに。
え、空島編ここで終わるの?短くね?
- 生け贄の祭壇
まあそんな訳ないっすよ。 空島編はまだまだ続きますよ。 ここで終わるわけがない!
ここから話が進んで盛り上がっていくんですから! てなわけでルフィ達を待つナミ達をある生き物が襲います。その名も“白々海名物 超特急エビ”!!! こいつもスペシャルアニメで存在を消されてました。え?エビ出てきたよ?って人!甘いです。スペシャルアニメでのエビは“白海名物の特急エビ”です。そしてここから原作とスペシャルアニメでは大きく変わってくるんですが、先のホワイトベレーの件、アニメでは神官サトリの強襲に差し替えられてましたね。そして特急エビにチョッパーとコニスのペット雲狐のスーが連れ去られてゾロ、ナミ、ロビンが先行して追いかけるという展開でしたね。原作では“超特急エビ”によってナミ達が船ごと“アッパーヤード”にある生け贄の祭壇へ連れてかれるわけです。この時実際に神の裁きを受けているのはルフィ達。ナミ達はルフィ達が逃げられないようにするためのいわば人質なわけです。パガヤさんから生贄の祭壇の場所を教えてもらいルフィ達はナミ達のもとへと向かいます。
そして移動手段として登場するのが“貝船(ダイアルせん)”。さっきのウェイバーも“貝船”の一種です。そしてコニスの案内で船着場へ。コニスは罪人となったルフィ達に道案内してくれるし、船まで貸してくれるとは、、。なんて優しいええ子なんや。町の人たちはルフィ達を避けるというのに。そんな中、ルフィ達は不思議なオブジェを見つけます。
- 空に住む人々の永遠の“憧れ”
第244話 SOS より
これです。このオブジェ。なんでこれが憧れかというと、空島には地面がないんですよ。だから時々ノックアップストリームに乗ってやってくる地面を含む青海の物資は空の人々の憧れなわけですよ。
- イカすぜ!“貝船”
さぁさぁ 船着場へとついた一行が借りる船。これもスペシャルアニメでは存在を消された1つ。そう!カラス丸です!
第244話より
ちなみにルフィ達ははじめ違う船を借りるつもりでした。それがこちら。
第244話より
しかもなぜかこのゴンドラには出番がありました。スペシャルアニメでチョッパーを追いかけるときに使ってましたね。
カラス丸はコニスがウェイバーに乗れなかった頃に使ってたものです。ウェイバーのようにスピードは出ませんが“風貝(ブレスダイアル)”2個搭載!しかしカラス丸に乗ることを渋るルフィに慌てるコニス。
第244話より
するとコニスから驚きの発言が。犯罪者を確認したら裁きの地へ誘導しないと空の民は殺されてしまうんです。それが国民の義務だから。そう言って泣いて謝るコニスに胸が痛みます。このシーンもスペシャルアニメではカット。悲しい‼︎そして悔しい‼︎ ここはねー 見て欲しかった! いいシーンなんですよー。この後の展開も。ここに関しては僕のしょーもない説明より是非読んで自分の目で見ていただきたい。
- 神の島の冒険
いよいよ“神の島(アッパーヤード)”へ!試練のはじまりです。鎌の化け物だったり、巨大ヤツメなど常人はひとたまりもない。奥へ進むと巨大な石像が。
第245話
面白くなってきたところで場面はナミ達へ。どうやら祭壇から出る方法を模索している模様。
第245話
チョッパーを船番にゾロ、ロビン、ナミはアッパーヤードの探索へ。
- 玉の試練
第246話 迷いの森の神官サトリ より
このページ好きなんすわ。かっこよくない?
「沼」‼︎「鉄」‼︎「紐」‼︎「玉」‼︎選べる試練は1つ! ルフィ達が選んだのは「玉」。理由は楽しそうだから。
第246話より
そうこれが「玉」の試練。
何が出るかはお楽しみ。
第246話より
こいつが神官サトリです。
この次のコマのルフィの台詞
「お前が「玉の試練」か!!?「玉」か!!?
は日常会話で是非使っていきたい(どこでや)
ちなみにアニメの声優さんはウォーターセブン−エニエスロビー編のワンゼと同じ。神官は相手の動きを先読みする“心網(マントラ)”を使えます。これが厄介。
第246話より
このシーンは子供の頃衝撃的でしたね。
まだアニメのONE PIECEが日曜の夜やってた頃ちょうどこの辺やってたかな?この頃はまだ原作読んでなくてルフィ達を本気で応援してた気がします。そんな可愛い頃もありました。
第246話
この右足上段の蹴り も使いたいんすよ。使える場面日常生活にはないですけども。
第246話
あとこれも。会話してる途中で何となく相手の言いたいこととか分かるときありますよね?ありませんか?あると思うんですけど、会話の相手に「え!?なんでわかったん?」とか言われた時に咄嗟にこれ言いたくなるんですど。わかります?わりませんね。
僕は言いたくなるんですよ。言わないですけどね?なぜなら相手に伝わらないから。
ここ迷いの森で迷うのはルフィ達の乗っている船カラス丸。生存率10%「玉の試練」!!
この言い回しも大好きなんですよ。生存率〇〇%ってやつ。いやぁ やっぱ空島最高や。
- vs神官サトリ
ルフィ達がサトリに足止めを食らっている間に船はどんどんと森の奥へ。
サンジとウソップが船を止める役。ルフィがサトリの足止め役。さぁ戦闘開始!しかしマントラのせいでルフィの攻撃が通らない。サンジとウソップはサトリから妨害を受けます。
第247話 玉の試練 より
この流れも大好きです。この後のウソップが鳥に袋叩きにされたりするシーンも大好きです。この頃のONE PIECEの戦闘って程よく笑える要素あっていいですよね。最近は一味が強くなった分戦闘も真剣さが増したと思います。直近だとwci編のvsカタクリとかすごくいい戦闘だったと思うんですけどそれだけに“おやつの時間(メリエンダ)”はちょっと邪魔だったかなと。アレが無ければルッチ戦に並ぶガチタイマンになったと思うだけに少し残念。本当に小指の先ほどですがね。
話が逸れました。戻します。vsサトリはこのウソップの描写から少しおふざけが続きます。そんなふざけるルフィとウソップを引き締める役は勿論サンジ。普段女性に対してギャグ担当ですけどやっぱ戦闘時のサンジはカッコいいですよね。
第247話
からの
第247話
これですよ。ここでこの話は一旦区切りを迎えるんですけど絶望感でますよね。尾田っちこういう展開作るの上手いと思うんですよ。空島編でも結構あります。
- 元神様vs神官
場面は変わって船番中のチョッパー。前回の記事からちょくちょく省いてますが実はルフィ達が空へ来た時に空の傭兵ガンフォールさんに助けてもらいます。この時ルフィ達は笛を貰っていました。なんでも呼べば一度だけ助けてくれるとか。この笛を首に下げて待機するチョッパー。そこへ現れたのは神官の1人 シュラ。
第247話
またまた場面は変わってガンフォールとパガヤさんの会話から。
第248話 元神様vs神官 より
ここの会話もいいんですよ。地味ですけどね。ガンフォールがコニスへかける言葉がとても温かい。ガンフォールの人の良さが窺い知れます。あとガンフォールさんはカボチャが好きです。そしてなんと!実はこのガンフォールさん元神様らしいんですよ。ここで“神”というのが空島での統治者の称号であることがわかります。
なんでも空島はガンフォールさんたち空の住人とゲリラとも言われる“シャンディア”との戦いがずっと続いているのだそうだ。
第248話
このシーンもとっても良いじゃありませんか。そうです。聖地は再び歌うんです。ほっこりします。希望が湧いて来ます。
場面は戻ってチョッパーvs神官シュラ。
第248話
船燃やされとる!このお話ねー メリー号への扱いかなり雑なんですよ。まあこれが後々の展開に関わってくるんですけども。この時あんなことになるなんて誰が予想できたんや。
と、まあチョッパーは燃える槍を扱うシュラに対し防戦一方。このままではチョッパー危うし!そこへ颯爽と現れたのが我らが空の騎士!
第248話
Foooo!!カッチョいい〜!こっからシュラとガンフォールおじ様との空中戦。ONE PIECEって空中戦ほとんど無いんですけど(後半はなんか勝手に飛んでるやつ増えるけど)ね。動物やものに乗って戦うのは空島ならではって感じがしますね。と言うわけで先手を取ったのはガンフォール。“衝撃(インパクト)”を当てていくぅ!!しかしこれではシュラは倒せない!
ここからシュラが反撃へ!
第249話 雲隠れの村 より
両者の激しいぶつかり合いにチョッパーもゾクッってなるんです。 そうゾクッって。
第249話
これですよ。ゾワッにも見えなくないな。どっちでもいいけど。でもこのチョッパーの表情が戦いの緊迫感を出してていいですね。ヤムチャじゃこうはいかない。(おいっ!ヤムチャだって頑張ってるんだよ!)
と、ここで何やらガンフォールに異変が!?
摩訶不思議“紐の試練”の餌食となってしまいました。戦いに敗れたガンフォールを救うためチョッパーは川へ飛び込むんですけど能力者なので当然泳げません。そしてガンフォールの相棒ピエールもシュラの手で川へ。しかもその川は底があるんですよ。あー これは望み薄。
- 雲隠れの村
場面は少し戻ってアイサ初登場シーン。
第249話
シャンディア(ゲリラ)雲隠れの村。
アイサは“大地(ヴァース)”に憧れる1人の少女。アイサは神官たちの使う“心網(マントラ)”が使えます。この子も空島編に欠かせない人物。シャンディアの戦士カマキリに命を落とすから“神の島(アッパーヤード)”への出入りはほどほどにするよう注意されます。
第249話
このサングラスのモヒカンがカマキリです。この人後々重要な役目があるので覚えててください。
そして続いての登場はこの人。
第249話
シャンドラの戦士ワイパー。ルフィ達が空島へやってきて最初に出会ったゲリラはこの人です。
第249話
この画像の女性がラキ。ガンフォールが敵では無くなったと言おうとしてたところワイパーに一蹴されてしまうシーン。ワイパー渋カッコイイ。この人も空島の重要人物。お見知り置きを。
- 恋の試練
場面は戻ってvs神官サトリ。
陽気なサトリと地面に伏すルフィたち。サトリTSUEEEEEEってなりますよね。見た目ダンゴなのに。サトリの玉ドラゴンをひたすら避けるルフィ。と、玉ドラゴンを操っているひもを発見。
第250話 玉ドラゴン より
という一連の流れがあります(説明するのが難しかった)。
ここからですよ。あの名台詞。
第250話
そう!まさに恋の試練!!
痺れるぜ!サンジ!カッコ良すぎやろコレ。
これには世の女どもはメロメロですよ。(知らんけど)
からの〜
第250話
“粗砕(コンカッセ)”!!!!
コレですよ。かっこよすぎません?個人的な話ですけどサンジの技の中で一番好きな技なんですよ。技名といいモーションといい秀逸過ぎると思ってます。作中でこの技食らってるのはブルーノとクマそれともう1人。もう1人については言いたいことは沢山あるんですけどここでは触れません!知りたい人はぜひ原作読んでください。割と最近のやつです。
何はともあれvs神官サトリこれにて決着!
- “序曲”
アイサの発言によりエネルを討たんとするシャンディア達。
第251話 序曲(オーバーチュア) より
サトリがやられた事とシャンディアが攻めてくる事を察した残りの神官達。
第251話
島の秘密にたどり着いたナミ達。
第251話
このそれぞれの目的が交差していく感じがたまらない!
- 神の島の正体
はい。もうお気付きの方もいるとは思いますが“神の島(アッパーヤード)”はなんとジャヤだったんですねー。スゲェー。
第251話
うお〜〜〜っ‼︎!ありがとう神様〜っ♡(252話ナミの台詞)
楽しくなってきたぁ!さぁ!そうと分かれば黄金探し!ONE PIECEにおいて滅多にない海賊らしいイベント。宝探しですよ。海賊ときて財宝ってベタだけどやっぱいいよね!
まあ実際の海賊ってイメージのものとかなり違うみたいだけど。
- キャンプファイアー
そんなこんなで空島1日目も終わりが見えてきましたね。麦わらの一味もなんとか全員合流できました。チョッパーどうなったの?って人 安心してください。サウスバード達が助けてくれてました。チョッパーによると空島のサウスバード達はガンフォールを神様としたってたそうです。しかしガンフォールは重傷。
第252話 JUNCTION(ジャンクション) より
ガンフォールさん本当いい人だよ。こんな人いないよ普通。
とりあえず日も傾いてきたのでこの日は湖畔にキャンプをはることに。そして一味による報告会。こんなシーンONE PIECEでは珍しいんですよ。
第252話より
和気藹々としてていい雰囲気。
このキャンプのシーン大好きなんすわ。いや本当に。そして一味の空島での目的が黄金探しに。
第253話 ヴァース より
飲料水確保したり森で撮ったものでシチュー作ったりとサバイバル感出てて凄くいい。そんでここの一味のやりとりも和やかで好きだ。さらにこの焼石シチューがめっちゃ美味そうなんですよ。(サンジの料理本にレシピが載ってます。)
ここで報告内容を押さえておきたい。ロビンの手に入れたジャヤの地図とスカイピアの古い地図を比率を合わせてくっつけるとそこに浮かび上がったのは400年前のジャヤの姿。なんとその形は髑髏そのもの。そしてノーランドの日誌にあった「髑髏の右目に黄金を見た」という文章からそこに黄金郷があると予測を立てたナミ。というわけで明日の予定も決まったところでお開きか!?
第253話
そんなわけなかった!そうキャンプといえばキャンプファイアー。
第253話
このシーン最高じゃないですか?描かれているのは手書きの文字と炎と人物のシルエットだけのシーン。細かい描写はないのに楽しげな雰囲気が伝わってくる。この表現ってすごいと思うんですよ。何が凄いってね?奥さん!原作持ってる人は試して欲しいんですけど文字隠してみてください。それでも本当に楽しそうなんですよ。シルエットだけでここまで表現できるなんて。流石プロですよ。いや本当にすげぇ。
- “ヴァース”
第253話
重みのある台詞。この空島編でのキーワード。
“大地(ヴァース)”!!!
第253話
このシーンは少し胸が痛くなる。ワイパーの気持ちも ラキのアイサへの思いも カマキリの優しさも このやるせない感じがなんとも。空の人のそれぞれの“ヴァース”への思いが窺いしれるシーンでした。
- “夜明曲”
さぁ!場面は変わって夜の神の社で話す神官達。
第254話 夜明曲(オーバード)より
昼間の件で揉めている様子。
そこへ登場!今回の長編のボス!我らがエネルさん。
第254話
アホみたいな眉毛と長い耳たぶが特徴のキャラです。こいつが神です。1つ前の長編 アラバスタ編のボス 王下七武海のクロコダイルさんと比べるとかなりふざけた見た目のキャラです。でもこれでいいんです。むしろこれがいいんです。これでカッコいいんです。
第254話
何やら波乱の予感!
つーわけで、黄金探しに行きますか!
第254話
- うわばみとスカイピアの歴史
小見出しの“うわばみ”って何ぞ?って人のために補足を。“うわばみ”とは大きい蛇のことです。ヤマタノオロチのオロチとかと同義らしいですよ。
ノーランドの日誌にしたがって髑髏の右目を目指す黄金探索チーム(ルフィ、ゾロ、チョッパー、ロビン)。
第255話 うわばみと探索組(たんさくチーム)より
一行は真っ直ぐに南を目指す。
第255話
まあこの後は言わずもがな。
さて場面変わって船番チーム(ナミ、ウソップ、サンジ、ガンフォール、ピエール)
第255話
手短にスカイピアの歴史をおさえておきましょう。ヴァースをはじめとする空島へやってくる青海のわずかな物資は珍しく重宝されていました。ましてや“神の島(アッパーヤード)”サイズのヴァースが空にやってきたのは奇跡。空の人々は天の与えた“聖地”と崇め喜びました。勿論ヴァースには先住民(シャンディア)もいるわけですからヴァースを巡って戦いが生じます。それから400年ずっと空の人々とシャンディアの戦いは続いているんですよ。空島編読んでると序盤シャンディアに対して良いイメージが全くないんですよ。ルフィ達と敵対してるしむしろイメージは悪いんですよね。でも第255話を読むとイメージが変わるんですよ。こういう見せ方はやっぱり上手いなぁと尾田っちに脱帽するばかりです。
シャンディアはただ自分たちの故郷へ帰りたいその一心で戦い続けているのだと。 切ねぇ、、。
場面は戻って黄金探索チーム。
当然逸れます。
第255話
ルール無用のサバイバルの始まりだぁ!!
といったところで今回の記事はここまで。
書いてる途中で思ったけどこれ終わんねーぞ!? これでもかなり省いてるんだけどなあ(個人の見解です)。
まだ後コミックス5巻分あるんだよなあ(遠い目)。
というわけで長々とお付き合いいただきありがとうございます。
続きはちまちま書いていくと思うのでよろしければその時にまたお付き合いくださいませ。